NBPCマーケティング通信 2007年1月9日発行

【コラム1】ケータイ・ビジネス

2007年,交通決済とコンビニ参戦が「おサイフケータイ」を変える
〜「おサイフケータイ利用実態調査2007」より〜

 年末年始休暇が終わり,通勤・通学に汗する日々が再び始まった。2007年の通勤・通学シーンでは,非接触ICカード技術である「FeliCa」を利用する場面が増えそうだ。関西ではJR西日本が発行するFeliCaベースの電子乗車券・定期券「ICOCA」のサービス・エリアが岡山,広島に拡大する。関東では私鉄・地下鉄・バス各社共通の「PASMO」が3月18日に発行,JR東日本の「Suica」との相互利用が可能になる。日経BPコンサルティングが実施した「おサイフケータイ利用実態調査2007」でも,おサイフケータイの利用において,「モバイルSuica」をはじめとする交通決済に寄せるユーザーの期待は大きかった。

(シニア・コンサルタント 三田政志) 記事全文を見る

【コラム2】デジタル家電

2007年のデジタル家電市場,主役は薄型テレビで変わらず,成長率が急落する機器はないが,価格下落でコスト競争力の勝負に

 2006年の年末商戦で話題の中心だった薄型テレビをはじめとしたデジタル家電。注目を集めるデジタル家電の2006年の世界市場はどうだったのか。そして2007年はどう変わるのか。ここではデジタル家電の中でも注目度の高い薄型テレビ,携帯電話機,デジタル・スチル・カメラ(デジカメ)について,2006年の世界市場を概観しながら2007年を占う。

(日経マーケット・アクセス編集委員 中村 健)記事全文を見る

【コラム3】ITガバナンス

国内企業のITガバナンスは初期レベルにとどまる,セキュリティ対策は重視,金融や大企業の取り組みは先行

 日経BPコンサルティングは2006年10月〜11月,「“社員力”強化プロジェクト」を展開するマイクロソフト株式会社の依頼を受けて,国内企業におけるITガバナンスや情報システムの基盤,約60項目について調査した。調査結果によると,国内企業のITガバナンス関連への取り組みは,5段階評価の1〜2レベルが多いことがわかった(5が最も成熟・進展)。企業のITは,管理の側面から見ると十分成熟しているとはまだ言えない。ただし,セキュリティ対策などのように,企業の共通課題でかつ重要度が高い一部項目への取り組みは,相対的に進んでいる状況が伺えた。また金融業や大企業など,組織的な管理に積極的な企業では,ガバナンスや情報基盤の整備が相対的に進んでいることが明らかになった。

(シニア・アナリスト 松井 一郎)記事全文を見る

【最新のマーケット情報】

日経BPコンサルティングが実施して媒体に掲載された各種調査結果を紹介

〔衣食住〕購入マンションの約7割が「駅から徒歩10分内」、通勤時間「1時間未満」
〔お金〕8割超が定年退職後の備えに不安を感じる
〔仕事〕「個人情報保護」職場はどう変わったか
〔生活〕「個人情報保護」家庭はどう変わったか
〔政治・社会〕回答者の95%が石油供給に不安

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