ジュピターテレコム(J:COM、森泉知行社長)は1月5日、既設光ファイバー同軸ハイブリッド(HFC)ネットワークを利用した、下り最大 160Mbps・上り最大10Mbpsの超高速インターネット接続サービス「J:COM NET 160Mbpsタイプ(仮称)」を4月から開始すると発表した。月額利用料金は、モデム利用料金を含めて6300円。
05 年8月から中規模以上の集合住宅を対象に、光ファイバーを利用した高速サービス「J:COM NET 光」を提供。今回、通信速度を160Mbpsにしたことで、戸建てや小規模集合住宅でも超高速インターネット接続サービスを利用できるようになる。同サービスは、J:COM関西南大阪局(大阪府大阪狭山市)の全域と、和泉・泉大津局(同和泉市)の泉大津エリアを起点として開始し、他局でも順次開始する予定。
同社が採用する技術は、既設HFCネットワーク上で利用可能なケーブルインターネットの標準規格「DOCSIS1 3.0」で採用予定のチャンネルボンディング機能。現行サービスの4倍の信号を束ねることで、下り通信速度160Mbpsを実現した。今後、既存の同軸ケーブルを用いた下り速度の高速化についても検討する。
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