最近、スマートフォンと呼ばれる携帯電話が多く登場した。すでに国内ではスマートフォンといえば、ウィルコムのW-ZERO3シリーズや、HTC社製の「hTc Z」(ドコモ)や、「X01HT」(ソフトバンク)があり、街でもよく見かけることができる。
W-ZERO3シリーズとhTc Z/X01HTはどちらもWindows Mobile搭載でスライド式ボディからQWERTY配列のキーボードを搭載、PHSか携帯電話の違い、画面解像度の違いはあるが、キーボード付きということで、メール作成はじめ文書作成にも多いに力を発揮する。
一方、このノキア「E61」は、それらとは正反対のモデル。OSもSymbian。キーの数こそQWERTY配列のために多いものの、見た目はずっと“携帯電話”らしい。液晶画面は横長に配置してあるが、端末自体が縦型のデザインのため、PDAとして利用するときも通話するときもタテヨコを持ちかえる必要がない。その上、スライドする機構を持たないのでボディもシンプル。薄さという点でも他のスマートフォンよりも薄いものになっている。
しかもこの「E61」は、ノキア・ジャパンより発売される国内モデルはSIMロックなしで販売される。ドコモやソフトバンクといった通信事業者に左右されないモデルのため、どの事業者のSIMカードも挿入して使え、国内ではW-CDMAに合致するドコモのFOMAネットワーク、ソフトバンクモバイルの3Gネットワークで利用できる。また、海外のGSMネットワークでローミング先であれば、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれのSIMカードでも利用することができる。
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