クリスマス商戦が終盤に突入するなか、Microsoftが、ソニーおよび任天堂の両ライバルゲーム機に対抗し、Xbox 360の保証期間を90日から1年へと延長した。
この措置は遡及適用されるため、米国やカナダでXbox 360を購入し、2005年に有償の修理を受けた人も修理代金の払い戻しを受けることができる。米国とカナダ以外の多くの国では、1年間の製品保証が既に標準的に提供されている。
Microsoftのマーケティング担当バイスプレジデントJeff Bell氏は米国時間12月22日、「Xbox 360にとって、顧客満足度の向上は最優先の課題だ」と声明で述べている。
Microsoftはさらに、過去12カ月以内に有償の修理を受けた人には、払い戻し金額分の小切手が約10週間以内に送付されると述べた。保証に関する問い合わせ先は、Xboxのサポートサイトに記載されている。
ネットでは、Xboxの保証期間を1年に延ばし、これを過去の修理にも遡及して適用するよう求める嘆願書をMicrosoftに送ろうとする動きがあり、22日現在で3382人分の署名が集まっている。嘆願書によると、Xbox 360システムは90日の保証期間が切れた後に故障するケースも多く、顧客は50〜129ドルの修理代を不当に払わされているという。
任天堂のWiiには標準で1年間の保証が付いており、ゲーム機を同社のウェブサイトに登録すればさらに90日間延長される。ソニーのPLAYSTATION 3にも1年の保証が付く。
また、American ExpressやVisaを含む一部のクレジットカード会社は、カードを使って製品を購入した顧客にメーカー保証期間を延長できるサービスを提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」