12月1日、全都道府県の県庁所在地で地上デジタル放送がスタート。さらに話題の次世代DVD機器も店頭に姿を現し始めた。薄型テレビ市場にはこのところ追い風が吹いている。活況が続く06年、薄型テレビ年末商戦のキーワードは液晶テレビもプラズマテレビも40V、50Vといった「大型化」、それにフルハイビジョン(フルHD)による「高画質化」だ。そこで、「大型・高画質」の薄型テレビに的を絞り、市場動向と直近の売れ筋を「BCNランキング」でまとめた。
現在薄型テレビ市場の中心は液晶テレビだ。11月の「BCNランキング」では、薄型テレビ全体のうち液晶テレビの販売台数が89%、プラズマテレビは 11%で、市場の約9割が液晶だった。32V型以上のサイズでも液晶が83%、プラズマは17%と液晶のシェアの高さは変わらない。さらに、40V型以上の大型機種でも得意領域と言われているプラズマを38%に抑え、液晶テレビは62%のシェアを獲得。液晶テレビの大型化は着実に進んでいる。
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