イーベイ、中国内のオンラインオークション事業で地元企業と提携

文:Greg Sandoval(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年12月19日 13時30分

 オンラインオークション大手のeBayが、中国で自ら運営するサイトを閉鎖し、代わりに地元企業と共同で運営する新サイトを立ち上げる予定であることが、Wall Street Journalの報道で明らかになった。

 Wall Street Journalは米国時間12月18日、eBayが中国の無線インターネットサービス企業、TOM在線有限公司(トムオンライン)との提携を間もなく発表すると報じた。新設サイトへの出資比率はeBayが49%、トムが51%だという。

 これまでeBayは、世界第2位のインターネット市場である中国で、阿里巴巴(アリババ)など、地元企業との厳しい競争にさらされてきた。

 eBayはアジア市場で必ずしも丁重に迎えられたわけではなかった。1999年には、YahooがeBayに先駆けて日本に進出し、ソフトバンクと組んで運営強化を図った。その結果、eBayは3年後の2002年に日本市場から撤退した。

 一方、米国では、eBayはオンラインオークション市場を支配し、高い利益率を維持している。9月30日に終了した第3四半期の決算発表では、純利益2億8100万ドル、売り上げ31%増と発表した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ

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