コムシード、韓国オンラインゲーム企業の子会社へ

 コムシードは12月13日、韓国のオンラインゲーム企業Cykan Entertainmentグループの日本法人サイカンと業務提携し、同社を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表した。

 サイカンは、日本国内におけるオンラインゲーム、携帯電話向けモバイルゲームおよびゲームコンテンツの商品化を主たる事業として8月に設立された。一方、コムシードは、モバイルを中心に、パチンコ・パチスロを中心としたさまざまなコンテンツやサービスを提供しており、同分野に特化したポータルサイト運営、店舗や業界向けのソリューション事業を展開している。

 両社は、Cykanグループが開発するオンラインゲーム、モバイルゲームの日本進出に向けた開発、ビジネスインフラ上の協力や、日本国内におけるオンラインゲーム開発体制の整備、Cykanグループが開発するモバイル向けゲームとコムシードが運営する携帯コンテンツの連携などにおいて業務提携する。

 コムシードは、今回の業務提携を実現させるために必要な事業資金に充当することを目的として、サイカンに対して第三者割当増資を実施し、普通株式7500株を割り当てる。発行価額は1株につき9万3000円で、総額は6億9750万円となる。また、資本組入額は1株につき金4万6500円で、総額は3億4875万円となる。申込期日は2007年1月25日、払込期日は1月26日となっている。

 さらに、サイカンは、コムシードの大株主である平和から公開買い付け(TOB)によるコムシード株式1万3072株の取得を行う。公開買付期間は12月14日から2007年1月22日まで。TOBが予定通り終了した場合、サイカンは第三者割当増資で取得する株式と合わせてコムシード株式の54.86%を保有する大株主となり、コムシードを連結子会社とする。

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