モバイルユーザーのためのユニバーサル・セカンダリ・バッテリ--プリンストンテクノロジー PMB-BP18

プリンストン
内容:音楽ケータイ、ワンセグに対応したケータイの最大の問題点は、バッテリである。エンターテインメントも楽しみたい。けれどもケータイとして肝心の機能である通話やメールが使えなくなってはしようがない。我々ユーザーは日々、バッテリ残量のマネジメント、つまり電源管理を迫られている。電池技術の向上が求められる一方で、現在の端末の電源環境を何とかしたい。そんな人にオススメなのがプリンストンテクノロジー PMB-BP18である。

白いカードケース型にはギミックが

 PMB-BP18は、ケータイやiPodなどのデジタルプレーヤーに対応する外付けバッテリパックである。サイズは56.3mm×95.6mm、厚さ13.3mmと名刺ケースほどのサイズとなっており、重さは75g。手のひらにすっぽり収まる割には(バッテリなので)割と重たく感じる、そんな小さな箱である。箱を正面から見て右側面には、放電のOn/Offを切り替える電源スイッチ、電源を出力するための「OUT 5V」と書かれた端子、そしてバッテリパック自体を充電する際に使う電源入力の「IN 5V」と書かれた端子が並んでいる。

  • PMB-BP18のセット内容。

  • 本体右側面に電源スイッチ、ケータイ充電用USB端子、本体充電用mini USB端子が配置される。

  • 本体上面のボタンを押すと、本体のバッテリ残量がLEDで表示される。

 PMB-BP18のケースの上面、右上にはボタンがあり、これを押すと現在のバッテリパック内の残量を確認できる。ランプ3つで85%以上、ランプ2つで65%〜85%、ランプ1つで40%〜65%、ランプなしで40%以下の残量となっているそうだ。数値だけで観ると、ランプなしが40%以下というのはずいぶん多めに見積もられているように思える。しかし絶対に電池切れを避けたい固めにこの製品を使うわけで、半分を切ったらこのバッテリパックを充電しなければダメですよ、と言うサインは適当な設定なのだろう。

 PMB-BP18のケース上面にはもう1つのギミックがある。上面の2/3の部分が手前を軸にして持ち上がる機構を備えている。製品パッケージにはシリコンの滑り止めシートが添付されており、これをケース正面に貼り付けることで、ケータイなどの端末を傾けた状態でも固定することができるようになる。これは正に、机の上でワンセグを視聴する際にぴったりのスタイルと言うことになる。電池の重さがある程度有り、稼動する板のねじも固め煮染めてあることから、かなりの安定感を得られるはずだ。

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