デロイト トウシュ トーマツは12月12日、アジア太平洋地域のテクノロジー関連で高成長率企業のランキング「第5回アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。
テクノロジー、メディア、テレコム業界における過去3年間の売上高成長率からなるランキングで、1位は主に高性能太陽電池を開発している台湾のE-TON Solar Techだった。売上高成長率は8350%。次いで携帯電話をデザインする台湾のMobitek Communication(売上高成長率は7104%)、オーストラリアで固定無線通信ネットワークを設置するUnwired Group(同6846%)となっている。
500社の平均売上高成長率は前年比119ポイント減の399%。業種別では半導体など電子機器関連が全体の25.4%を占有し、ソフトウェア関連が24.6%と続いた。国別では韓国と台湾が100社ずつの受賞と最も多く、ソフトウェア関連に限ってはインド(27社)、中国(21社)が多かった。
トーマツでは国内の高成長率企業をランキングする「デロイト トウシュ トーマツ 日本テクノロジー Fast50」がアジア地域のランキングの自動的にノミネートされる。国内ではメビックス(売上高成長率2898%)、サイバーステップ(1476%)、アウンコンサルティング(1358%)がそれぞれ12位、18位、24位を受賞した。国内からの受賞は52社で、そのうち30社の業種がネット関連だった。
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