ある消息筋の話によると、Yahooは米国時間12月5日の株式取引終了後、上層幹部が参加する非公開の社内ウェブキャスト会議を開く予定であり、ここで何らかの大きな発表が行われる可能性があるという。
大きな動きとは、大規模な従業員解雇が発表されるかもしれないし、Yahooの最高経営責任者(CEO)Terry Semel氏の辞任があるかもしれない。Semel氏に対しては、折しも同社の業績不振をめぐって批判が高まっている。
ここ数カ月間で、Yahooの株価は値を下げている。特に、「ピーナッツバター宣言(Peanut Butter Manifesto)」と題する社内メモが流出してからは、そうした傾向が顕著だ。上層幹部であるBrad Garlinghouse氏はこのメモの中で、大規模な解雇や同社の事業戦略の見直しを提言している。また最近では、複数の幹部が職を辞した。以前はCBSの幹部で、Yahooのスポーツおよびスタジオ部門を率いていたDavid Katz氏もその1人である。同社の株価は、2006年初頭と比べて30%ほど落ち込んでおり、5日の取引終了後には27.35ドルとなっていた。
前述の消息筋は、今回のウェブキャストに関する社内の見方からすると、大型の買収が発表される可能性もあると話している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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