digg.comの類似サイトが多く存在することも面白い。ただし、まだこの市場を支配していると言えるサイトはない。
最近、rambhai.comが筆者に電子メールを送ってきたが、その中には「確かに技術的な視点からは、このサイトはdiggのクローンに見える。しかし、コンテンツとコミュニティーは純粋にインドのものであり、それがわれわれが狙うところだ」と記されていた。つまり、インド発のローカルコンテンツを持つことが狙いであり、一連のサイトもその点は同じだ。
Rediff.comがニュースポータルの中で最も広く使われているサイトだ。サービス提供者は上場企業であり、結婚紹介やオークション、求人、ショッピング、旅行、チャット、写真アルバム、ソーシャルネットワーキングなどのサービスを提供している。
Naukri.comが最も広く使われている求人ポータルで、MonsterIndia.comなどのライバルなどを引き離している。
サービス部門の成長は、インドの不動産市場の成長を促進している。多くのサイトがあるが、この分野では、広告展開を巧みに行った99acres.comが先行リードを奪っている。
Seventymm.comがインド最大のオンライン映画レンタルサービスで、複数の言語に渡る1万以上のタイトルを提供している。この分野の競合他社はCatchFlix.com、ClixFlix.com、HomeView.in、CineSprite.comである。
ReadWriteWebのスポンサーであるZohoはインド企業だ。Zohoは世界水準のコラボレーションツールを作っており、インドでは高く評価されている。
ディズニーランドへの旅行写真をアップロードし、その写真をインドにいる家族に郵送できるというようなサービスを提供するサイトは多い。このサービスは米国やイギリスに住んでいて、インドの実家にいる家族がインターネットサービスを持っていないようなインド人を対象としている。この分野で活躍する企業は、123Shots、itasveer、Picsquare、Merasnapである。
注意:この記事にはNeeraj Kumar氏が寄与してくれており、IndiaUpcoming.comは彼が管理しているサイトである。
Richardからの付記:この記事中のすべての素晴らしい情報について、Neerajに感謝したい。これまでRead/WriteWebに投稿した他のすべての国際的な記事と同様に、紹介しきれなかったウェブアプリケーションが存在するはずだ。このことについては事前にお詫びすると共に、読者が追加の情報をコメントで残してくれることを歓迎する。また、もし読者がインドのウェブ市場について詳しければ、どうか見解や話を聞かせて頂きたい。
この記事はRead/WriteWebで国際的なウェブ市場について継続的に追いかけている企画の一部である。これまでに扱った国には、ドイツ、オランダ、ポーランド、韓国、イギリス、ロシア、スペイン、中国、トルコ、イタリア、ブラジル、フランス、日本がある。
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