これまで多くの企業が真のオンデマンドテレビを提供することを、人々に約束してきた。そして先週、Microsoftが「Video Marketplace」サービスを立ち上げたことで、この夢は現実に一歩近づいたように見えた。保存可能なテレビ番組やレンタル映画を提供する同サービスは、一気にXbox Liveの人気サービスの1つとなった。
しかし、サービス提供開始後24時間以内に「膨大な数のダウンロード」が集中した結果、同サイトは技術的なトラブルに見舞われることとなった。米国時間11月24日には、コンテンツの提供に遅延が発生したり、場合によってはユーザーに全くコンテンツが配信されないケースも見られるようになった。
Xbox LiveのプログラミングディレクターLarry Hryb氏は、ダウンロードサービス開始後の何時間かについて、会員に「不愉快な思い」をさせてしまったと述べたうえで、問題を解決することを約束した。
同氏はXboxの公式ブログに、「ここ24時間で、問題を解決するための作業が着々と進んでいる。チーム全体が絶え間なく問題の解決に取り組んでおり、一刻も早く、本サービスにおいて期待されているシームレスな運用を可能にしたいと考えている」と書いている。
注文したコンテンツが入手できなかった顧客には全額を払い戻すと、同氏は述べている。同氏はまた、ユーザーが無償コンテンツをダウンロードしている最中に「Points have been deducted...(ポイントを引きました)」というメッセージが表示される場合があるが、このような場合もポイントは引かれないことを重ねて強調した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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