米最大手のSNS「MySpace」ついに日本上陸--ソフトバンクは共同事業に「ノーコメント」

岩本有平(編集部)2006年11月06日 14時14分

 ソーシャルネットワーキングサービス「MySpace」を運営するMySpace.comはMySpace日本語版のサービスを開始した。  MySpaceは米国の最大手SNSで、米国を中心に現在1億2700万のユーザー数を誇る。画像や動画のアップロードのほか、ミュージシャンとして登録すれば音楽ファイルのアップロードも可能で、現在インディーズ、メジャーを問わず全世界で200万以上のアーティストが楽曲をアップロードしている。

 国内のSNSに多くある招待制ではなく、メールアドレスや氏名などを登録すれば無料で利用できる。ブログの作成やカレンダー、アドレス帳のほか、ユーザー同士でのメッセージ交換、画像のアップロードなどができる。また、自分の出身校を登録できる「Schools」や共通の趣味をもつユーザーが集まる「MySpaceGroup」、同じテーマでユーザー同士がメッセージを交換する「Forum」といった機能を備える。

 日本語版については現在はテストサービスとなっており、一部の表記が英語になっているほか、動画や音楽のアップロード機能など一部のサービスが利用できない。なお、アカウントは英語版と共通となっており、日本語版や米国版のほか、各国版への切り替えができる。

 MySpace.comは2005年にRupert Murdoch氏率いるメディア企業News Corporationに5億8000万ドルで買収されている。11月6日付けの日経新聞にてソフトバンクとNews Corporationが共同で国内サービスを提供するとの報道があったが、ソフトバンクでは「現在ノーコメントとしか言えない」とした。2006年夏にはロイター通信がソフトバンクとNews Corporationが合弁会社を設立するという報道もあったが、「そういうことがあればしかるべき場で報告している」(ソフトバンク広報)とコメントしている。

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