Hewlett-Packard(HP)が同社のブレードシャシーにストレージモジュールを追加し、ブレードサーバ1台あたり最大876Gバイトの容量を追加できるようにする。
米国時間11月14日に1599ドルからの価格で発売される「StorageWorks SB40c」ブレードは、HPの新しい「BladeSystem C-class」に直接搭載できるようになっている。同ブレードは、ハーフハイトのブレード1枚に最大6基のSerial Attached SCSI(SAS)あるいはシリアルATA(SATA)ドライブを搭載できる。146Gバイトのドライブ6台構成となる最大容量システムの価格は4233ドル。
ブレードシステムは一般的に、電源とネットワークインフラを共有する1台のシャーシに複数の独立したサーバを搭載する。ブレードサーバのモジュールにストレージが追加されれば、新たな可能性が見えてくる。
しかし、HPのアプローチは今日のサーバとストレージの連携関係に完全に置き換わるものではない。HPの広報担当Jason Treu氏によると、各ストレージブレードが1枚のサーバブレードに直接接続できるという。つまり、接続は全サーバをリンクする通信バックプレーン経由ではない。
また、これはNetwork-Attached Storage(NAS)やStorage Area Network(SAN)としての利用ができないが、Treu氏は将来的な対応に含みを残している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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