本機がサポートする解像度WXGA+(1,440×900ドット)は、アスペクト比が16:10のワイドフォーマット。DVDビデオなどで主流になっている16:9のワイド映像を画面いっぱいに表示することができるのが大きな特徴である。また、同クラスのディスプレイで一般的なSXGA(1,280×1,024ドット)よりも横に広いため、複数のウインドウを並べて効率的に作業することも可能だ。
液晶パネルの性能としては、応答速度が5ms(5/1000秒)と非常に高速なのが特長。現在一般的な16ms〜8msの液晶に比べ、動画表示時の残像感はかなり抑えられており、動きの速い映像でもストレスを感じることは少ないはずだ。
なお、視野角は水平垂直ともに160度を実現しているが、角度による色の変化が大きく、斜めから見ると色味がかなり変化してしまう。日常使用には問題ないレベルだが、デザインなど厳密なカラーマネジメントが必要とされる分野で使用する場合は多少注意が必要。できれば、購入前に実物を見て確認しておきたいところだ。
スピーカーは本体前面の下部に内蔵されており、オーディオケーブルでパソコンと接続するだけでステレオ音声が楽しめる。音質はそれなりで、決して高音質とは言えないが、外付けスピーカーを別途用意しなくてもすむのはありがたい。ビジネス用途メインならば、とくに重宝しそうな機能だといえる。
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