デジタル放送でも快適・快速な視聴録画ができる! 三菱電機「楽レコ」にデジタルモデルが登場

三菱電機
DVR-DV635
内容:CMスキップや1.5秒快速スタートなど使い勝手の良い機能をいち早く採用している三菱電機の「楽レコ」シリーズに初のデジタル機種が登場した。地上アナログモデルでおなじみのハイライト再生はもちろん、ハイビジョン録画した際、ダビングに便利な「TS AUTO」モードを採用し、ひと工夫凝らした独自の使い勝手はデジタルモデルでも継承されている。

三菱初のデジタル機は3 in 1モデル

 本機は、三菱電機初の地デジ対応デジタルレコーダーである。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーに加え、VHSビデオを内蔵した、いわゆる3 in 1レコーダーとして登場した。年末に向けて発売されるのは本機のみで、デジタルチューナー単体機や、HDD容量の異なったバリエーションはラインアップされていない。新モデルを売れ筋の高付加価値機に絞り込んでデジタル機参入を図ろう、という戦術だ。

  • 3 in 1モデルなので背が高いが、彫刻的な前面パネルとイルミネーション付きのボタン、サイドの太いモールが高級感を演出している。下パネルはハーフミラー処理で、蛍光管表示がシースルー表示される点も凝っている。シーリング内にDVとAV入力端子、B-CASカードスロットを装備する

 HDD容量は250Gバイトとデジタル機としては少なめだが、VHSとHDD、DVD、DV間で8方向の相互ダビングが可能な「8WAYダビング」機能を装備している。HDMI端子からVHS出力(アップコンバートなし)も可能なのでケーブル1本でHDMI端子付きのテレビにつなげる。

 DVDドライブは、従来のパイオニア製から自社製ドライブに変更されている。記録はDVD-R/-RWで、ともにVR(CPRM)記録に対応するが、2層メディアはサポートしない。再生は従来のDVD-RAM再生が非対応になったが、DVD+R/+RW再生が可能になった。

  • VHS、HDD、DVD、DVを相互に「8WAYダビング」が可能だ。なお、VHSからのダビングはシンプルな仕様で、テープのVISS(頭出し位置)信号などを利用したタイトル自動分割機能などは装備していない

 3 in 1モデルなので大型だが、デザインは凝っている。ブラック&半透明の前面パネルには、彫りの深い立体感があり、往年の三菱S-VHSデッキを思わせる彫刻的なフォルムが感じられる。リモコンもデジタル放送対応で質感の高い大型リモコンにリニューアルされた。

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