バリューコマースは10月11日、ECサイト(広告主)がRSS形式で提供する最新情報をバナー広告に組み入れて配信する「RSSバナー」をバージョンアップし、画像や音声、動画に対応した「RSSバナー2.0」の提供を開始した。
RSSバナーは、ECサイトが顧客向けにRSS形式で提供している最新情報をリスト形式でバナーに組み込んだ広告サービス。5月よりサービスを開始している。
一度バナー広告を作成、登録すると、常に最新の情報を表示させることができ、ECサイトが商品やサービスを変更する際、パートナー(広告掲載サイト)に広告の差し替えを依頼する必要がなく、パートナーもメンテナンスの作業が軽減されるという。
今回のバージョンアップでは、RSS 1.0、RSS 2.0、ATOM XML形式に対応し、画像や音声、動画を組み込むことが可能になり、バナー広告上に表示される「Sound」「Video」ボタンをクリックすると、音声や動画を再生させることができるようになった。
パートナーは、ECサイトが提供する複数のRSSの中から自由にRSSを選択して、RSSバナー広告をカスタマイズできるほか、バナー広告の背景、枠、文字の色を変更することが可能。
また、バリューコマース内に変換プログラムを用意することにより、RSSを利用しているECサイトは自社サーバを変更することなくサービスの利用が可能となっている。
なお、現時点でRSSバナーを利用しているECサイトは、Yahoo!ショッピング、日本旅行、リクルート住宅情報ナビ、mora、Golf Digest Online、TSUTAYAディスカス、JAタウン、ショップジャパンなど9サイトとなっており、今後は、アフィリエイトプログラムに参加する1600のECサイトおよび新規顧客に対し、営業を展開していくとしている。
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