アビックスとオプトは10月4日、アビックスが製造・販売するLED(発光ダイオード)表示機「映像看板」を利用したアフィリエイト広告事業において提携し、動画広告配信サービスの提供を開始すると発表した。
映像看板は、実店舗で自社広告の放映などに利用されている、動画や映像の表示が可能なLED表示機。
今回提供を開始する動画広告配信サービスは、放映回数に応じて広告主が映像看板のオーナー(ビジョンオーナー)に料金を支払うアフィリエイト方式を採用したもので、ネット広告の特性を実社会の看板広告に生かしたサービスとなっている。
ビジョンオーナーは、アビックスが管理しているビジョンオーナー専用サイト「D-load」に登録されている動画広告の中から好きな広告をダウンロードし、放映する。その放映ログをベースに、アビックスとオプトから広告主に放映回数に応じた広告料金を請求し、ビジョンオーナーに放映料金を支払うというシステムだ。
広告主にとっては、放映時間、エリアなどの条件を細かく設定でき、無駄な料金を抑えることができ、ビジョンオーナーにとっては、閉店後など、従来は自社広告を放映していた看板に、自分の店舗に合った広告を放映し、放映収入を得ることができるといったメリットがあるとしている。
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