エルゴ・ブレインズは10月2日、住友商事と、インターネットマーケティング事業における戦略的提携関係を構築すると発表した。これにともない、住友商事は、エルゴ・ブレインズの発行済株式総数の8.86%にあたる株式39万7500株を取得した。
エルゴ・ブレインズは、207万人のドリームメール会員に対するダイレクトEメール配信事業をはじめ、会員データベースを活用したリサーチ事業やEコマース事業などのマーケティングサービスを提供している。一方、住友商事は、ネット上でのポイント交換およびマーケティング事業や、ウェブ通販、Eコマース事業を展開している。
今回の提携により、エルゴ・ブレインズは、Web 2.0分野をはじめ、国内外で住友商事が開拓したアライアンス企業が有する新しいウェブ技術を積極的に活用し、会員向けの新サービスの立ち上げや、新規事業の開発を進めていく。
また、両社が保有する資産を相互に活用し、ポイントマーケティング事業やEコマース事業における相互の顧客誘導および新規事業の開発、また、インターネットリサーチ事業、システム開発などにおける新規事業の開発を共同で進めるとしている。具体的な提携内容については、今後、両社で協議を行いながら検討をすすめていく予定。なお、今回の提携が業績に与える影響については、具体的な内容が固まり次第発表するとしている。
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