財団法人ベンチャーエンタープライズセンターは10月2日、検索エンジン「MOOTER」を運営するムーターと提携し、起業家や経営者向け情報を提供するポータルサイト「DREAM GATE」にムーターの「クラスタリングサーチエンジン」を導入することを発表した。
財団法人ベンチャーエンタープライズセンターは、経済産業省の後援を受けて起業家支援・育成事業「起ちあがれニッポンDREAM GATE(DREAM GATE)」を主催している。この事業では、ポータルサイトDREAM GATEを運営して情報を提供するほか、起業家や経営者向けに啓発や交流を目的としたセミナーの開催や起業に関するコンサルティング、企業家育成のためのビジネススクール運営などを行っている。
DREAM GATEでは以前より検索機能を提供しているが、テキスト検索や記事に割り振られたキーワードをもとにしたものだった。だが、コンテンツの増加にともない、必要な情報へすばやく辿り着くことが難しくなってきたため、ムーターのクラスタリング検索を導入したとしている。
ムーターが提供するクラスタリングエンジンは、MOOTERでも採用されているクラスタ検索のエンジン。日本語で作成された文章の文法を解析し、必要な情報だけに絞り込んだうえで分類分け(クラスタリング)を行う。
たとえば「営業」というキーワードで検索した際、営業のノウハウに関する内容や、営業の求人や転職情報に関する内容などに分類したうえで検索結果を表示するため、「膨大な企業・独立に関する情報体系が瞬時に把握できる」(両社)と説明する。また、検索したキーワードの分類分けを画像で表示する「Star Burst」という機能も備える。
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