財団法人のベンチャーエンタープライズセンターは9月1日、起業家大量輩出プロジェクト「起ちあがれニッポンDREAM GATE 後援経済産業省」において「DREAM GATE GRANDPRIX 2007」を開催すると発表した。合わせて応募受付を開始している。
DREAM GATE GRANDPRIX 2007は、設立3年未満および1年以内に創業予定で、社会や地域を元気にしていく独創的なアイデア・ビジネスモデルを持つ者(上場企業の子会社でないこと)を対象としたもの。事業の独創性、市場性、実現可能性、持続可能性などさまざまな側面からプラン自体の魅力などが審査基準となっており、今後その事業が生み出す社会や地域での価値や影響力をすべて考慮したうえでの評価を受ける。
審査委員には、ベンチャーキャピタル経営者、雑誌の編集長、IPOベンチャー経営者、地域の企業経営者などが予定されており、審査は全国を9ブロックに分け、各エリアごとの地方大会でプレゼンテーションを実施する。その後、勝ち上がった者によるグランプリファイナルが実施される。セミファイナリスト21人が表彰され、最優秀起業家賞受賞の者には100万円がスタートアップ資金として贈られる。
また、賞金以外のインセンティブとして、ドリームゲートグランプリ(1人)およびセミファイナリスト(21人)は、ドリームゲートのウェブサイト内専用ページで継続的に広報を行うことができる。さらに、後進の育成に積極的なメンター経営者とのマッチングのチャンスもあり得るとしている。
応募資格は、書類選考通過後、グランプリ地方大会・東京で開催されるグランプリファイナルに出場できる者で、設立3年未満およびもしくは1年以内に日本国内で創業予定で、ユニークなアイデア・ビジネスモデル、独創的な技術のあるビジネスプランを持つ者(上場企業の子会社でないこと)。技術、製品、サービス、ビジネスモデルなどで新規性を有するもの。事業発展の可能性が予見できるもの。公序良俗、法に反しないものとなっており、年齢や学歴、国籍は不問。
9月1日から11月30日までが公募期間となっており、書類選考は12月1日から12月中旬、全国9エリアでの地方大会(挑戦者祭)が2007年1月14日から2月17日まで行われる。最終審査会は3月3日を予定している。応募はDREAM GATE GRANDPRIX 2007のサイトからインターネット経由で行う。ベンチャーエンタープライズセンターは、このグランプリを通して日本における起業文化を浸透させ、起業意識がさらに高まる風土を形成していき、日本経済の活性化を目指すとしている。
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