[日本時間9月20日午前8時30分更新]Microsoftは米国時間9月19日、ユーザーが自作した動画をアップロードするための新サービス「Soapbox on MSN Video」のベータ版提供を開始した。
MicrosoftがスタートしたSoapbox on MSN Videoは、人気のビデオ共有サイトYouTubeを真似たものだ。YouTubeは、素人のユーザーが作成した動画を共有するという点で、オンラインで大きな話題を呼んだサービスだ。このほかにも、オンライン動画市場には、Google Video、Yahoo Video、Revverなど多くのサービスがある。
「Warhol」という開発コード名を持つSoapbox on MSN Videoは、最終的には「Windows Live Messenger」や「Windows Live Space」に統合され、インスタントメッセージの中にビデオへのリンクを貼ったり、自分のブログに動画を入れたりといったことが可能になっている。
ユーザーは、動画を評価したり、コメントをつけたり、タグ付けすることができる。またRSSフィードを作成したり、電子メール経由で友人とリンクを共有したりすることもできるという。さらには、Soapboxプレーヤーを直接自分のウェブサイトやブログに組み込むことも可能という。
アップロード容量は最大100Mバイトに制限されているが、アップロードする動画の長さや数に制限はない。動画はフルスクリーンして視聴することもできる。
Microsoftのエンターテインメントビデオサービス担当ゼネラルマネージャのRob Bennett氏は、YouTubeの市場におけるリーダーシップは確立しているが、MSNの月間4億6500万人の訪問者でSoapboxはYouTubeに対抗できるだろうと見る。
「市場はまだ立ち上がったばかりだ。彼ら(YouTube)がリードしているのは間違いない。だが、イノベーションと競争の余地はまだ十分に残っているはずだ」(Bennett氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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