デルは9月13日、デスクトップPC「Dimension」シリーズの新製品として、ミニタワー型の「Dimension E521」とスリムシャーシ型の「Dimension C521」の販売を開始した。
Dimension E521とDimension C521は、デルのPCで初めてAMD製プロセッサを搭載した、デスクトップマシンのスタンダードモデル。最新の「AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ」による高い処理能力と、最大320GバイトのSATA 3.0Gb/s NCQ HDDやPCI Express、13メディアカードリーダー、HDA オーディオなど、最新の標準技術や規格を採用しながら、優れたコストパフォーマンスを実現したとしている。
デジタルカメラで撮った写真の整理や編集、メールやネットの利用、簡単なゲーム利用など、個人のスタンダードなPC利用に適するほか、管理性や拡張性、省スペースを求めつつ、限られた予算で高性能マシンの一括導入を行いたいSOHOや中小企業のニーズにも対応するという。
チップセットは、NVIDIAR nForceTM 430 MCP チップセットを採用。最大4GバイトのPC4200(533MHz)DDR2-SDRAMメモリの搭載が可能。Windows XP Media Center Edition 2005正規版(日本語版)に対応し、TVの視聴/録画や、音楽CDの再生/作成、DVD再生などができる。また、次世代OS Windows Vistaへスムーズに移行できるWindows Vista Capableモデルとなっている。
ベーシックなPC機能と拡張性を提供するミニタワー型スタンダードモデルであるE521は、高性能グラフィックコントローラ「NVIDIA GeForce 7300 LE 256Mバイト TurboCache」を選択することが可能。HDD、光学ドライブを2基搭載でき、RAID構成もできる。筐体は白とシルバーを基調とし、冷却効率に優れたBTXシャーシを採用している。
一方、C521は、ベーシックなPC機能と省スペース性を両立するスリムシャーシ型スタンダードモデル。デスクトップでの設置も可能なスリムボディに、最大4GバイトのメモリやHDD 320Gバイトの大容量を実現。筐体はデザインに優れ、置き場所を選ばない白とシルバーを基調としたBTXスリムシャーシを採用している。
価格はE521が5万6910円から、C521が5万9010円からとなっている。主な構成および価格は以下の通り。
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