KDDI研究所は9月7日、「XML document Encoding with Uniformed Sheet(XEUS)」符号化対応のXMLデータ用圧縮ソフトと、XEUS圧縮データを携帯電話上で復号するソフトを発表した。
XEUSは、KDDI研究所が開発した符号化方式。RSSを始めとする任意のXMLデータを、高い効率で圧縮できるという。また、データの正当性検証やデータ型変換などの処理を圧縮時に実施するため、携帯電話側で作動する復号ソフトの高速化と省メモリ化が可能となる。
今回開発したXEUS対応圧縮ソフトは、LinuxやWindows向けのライブラリ、Apache向けのモジュール、ゲートウェイサーバとして提供する。一方の復号ソフトは、BREWおよびWindows向けのライブラリを用意する。
なお、両ソフトは、KDDIおよび沖縄セルラーが9月から提供する予定のau携帯電話向け情報配信サービス「EZニュースフラッシュ」で利用される。これにより、より多くのコンテンツの一斉同時配信や、au携帯電話上での快適な情報閲覧が可能となる。
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