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シスコ、MSやSAPとの提携を発表--製品の互換性確保を目指す

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年09月07日 11時41分
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 積極的な買収戦略で知られるCisco Systemsが、Microsoftと共同開発したセキュリティプラットフォームの完成や、ビジネスソフトウェアベンダーSAPとの新たなマーケティング関連の提携を発表するなど、提携戦略を推し進めている。

 Ciscoは創業以来、新市場に短期間で参入し、技術と製品ラインアップを完成させるための手段として、買収を多用してきた。同社が過去20年間で買収した企業は100社以上に達する。

 しかし、Ciscoはここ数年間、Microsoft、Ericsson、IBM、そして今回のSAPと、複数の大企業との戦略提携にも乗りだしている。ラインアップの完成と、他社製品との互換性確保に役立てるのが目的だ。

 CiscoとMicrosoftは米国時間9月6日、両社のセキュリティ技術プラットフォーム間に互換性を持たせる新しいアーキテクチャを発表した。これで、自社のネットワークを不正使用から守りたいと考える法人顧客は、CiscoのNetwork Admission Controlと、MicrosoftのNetwork Access Protectionの、いずれのセキュリティフレームワークでも利用可能になる。

 両社は、両セキュリティアーキテクチャ間の互換性実現を2004年に約束していた。

 両社は、マサチューセッツ州ボストンで開催されたセキュリティトレードショーで、両システムを併用する方法を解説した技術ホワイトペーパーをリリースした。また、見込み客向けに新しいアーキテクチャのデモも行った。

 CiscoとMicrosoftは、2006年中に同アーキテクチャの限定ベータテストを行う見通しだという。両社によると、製品版の発売は2007年下半期になるという。

 Ciscoは6日、GRC(Governance、Risk and Compliance)ビジネスプロセスとIT管理の問題に具体的に対応すべく、米国とカナダにおいてSAPと共同マーケティング契約を交わしたことも発表した。

 この新しいマーケティング活動は、SAPのGRCソリューションと、CiscoのService Oriented Architected Network Architecture(SONA)から集められたアクセスおよび本人確認情報をリンクさせるのに役立つ。両社はこのマーケティング契約により、営業とマーケティングの分野で協業し、法人顧客に高度なサービスを提供する。

 契約に関する金銭的条件は一切公表されていない。SAPは声明のなかで、この契約はビジネスソフトウェア分野で全く新しい種類のものだとしている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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