コーレル、圧縮ソフト「WinZip」シリーズの国内販売を開始

 コーレル日本法人(下村慶一社長)は、圧縮ソフト「WinZip」シリーズの取扱代理店として営業を開始したと発表した。今年5月、カナダのコーレル本社がWinZip Computing社の買収を完了したことで活動を始めた。製品の販売をはじめマーケティング、商品情報の提供、ユーザーサポートなども行っていく。

 コーレルは国内で「WinZip 10.0(英語版)」、「WinZip Self Extractor 3.0(英語版)」、「WinZip Companionfor Outlook 1.0(英語版)」の3シリーズを発売する予定で、ダウンロードによるシングルユーザーライセンス、複数ユーザー用のボリュームライセンス、インストール用のライセンスメディアパックの販売を計画している。製品の発売時期、価格などは未定。日本語版の開発も進める。

 「WinZip 10.0」はデータファイルのサイズを一時的に小さくすることができるほか、暗号機能で重要な情報を保護することもできる。「WinZip Self Extractor 3.0」はZIP形式圧縮されたファイルを自己解凍形式ファイルに変換するソフト。「WinZip Companionfor Outlook 1.0」は「WinZip」の機能をMicrosoftのOutlookの電子メールソフトに拡張し、データを添付した電子メールの圧縮と暗号化を簡単に行うことができる。

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