18歳未満の子どもを対象としたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「トイスタ」が9月1日、正式オープンした。ベータ版の機能に加え、保護者が子どもの行動を管理できる機能を追加したほか、サイト内のオンラインカードの有料販売を始める。
トイスタはオンライン上のカードを使って、ほかのユーザーと対戦できるゲーム機能を備えたSNSだ。7月21日よりベータサービスを開始していた。招待制のサービスではないが、18歳未満の子どもでないと会員登録できない点が大きな特徴となっている。
正式版では、子どもがトイスタ上でどのような行動をしたかを、その子どもの保護者がサイト上で確認できる「コモド」という機能を搭載した。「子どもだけでなく、親も安心して使えるインターネットサービスを目指した」と運営元のローハイド.で顧問を務める工藤友資氏は話す。
このほか、サイト内で通用するポイントの有料販売を始める。このポイントはカードの購入に使うもので、100ポイントを3枚のカードと交換できる。ポイントは1ポイント1円で、500円単位で販売する。ただし、サービス開始時から10月末まではキャンペーン期間として、1円で1.5ポイント購入できるようにする。決済はWebMoneyにのみに対応する。
また、ユーザーが友人を招待して、そのユーザーが会員になると、紹介者と新規入会者の両方にポイントを付与するサービスも始める。「9月になると学校が始まるので、友達をトイスタに招待する機能を実装することで、口コミでサービスが広まることを狙っている」(工藤氏)という。
カードの種類も、13種類から20種類に増やした。今後は2カ月に1度のペースでカードを増やしていく考えで、将来的にはユーザー同士がカードを交換するトレーディング機能も搭載するとしている。
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