現在のビジネスモデルは広告が主体です。サイト創設以来、広告以外の収入モデルもいろいろと検討しました。われわれの技術をさまざまな問題に適用しようとするユーザーが増えてくれば、そうした別のビジネスモデルも再検討することになるでしょう。
正直、今のところアクセス数は多くありませんが、日々増え続けています。それとは別に、ごく一部ですが、われわれのサイトを自分のサイトに取り込んで1日中ログインしているユーザーもいます。
われわれが誇りにしているのは、いろいろと検討した末にOyogiというシステムを信じて思い切ってやってみたこと、そして技術上および概念上のあらゆる難題に立ち向かい、解決するガッツを持ち合わせていたことです。われわれは、不屈の精神を持ち、立ち直りの早い人たちに心から敬意を表します。そして、自分たちも周りからそのように思われ続けたいと強く望んでいます。
月並みな言い方になってしまいますが、ネットビジネスは「ワイヤード」という言葉が流行った時代の活況を再び取り戻したという言い方が少なくとも部分的にはあたっていると思います。面白いのは、この「ワイヤード」という言葉が「(人間の)感覚」という言葉と同じ文脈で用いられるようになったときです。つまり、ブロードバンドが広く浸透し、どこにいてもコンピュータが使えるようになり、人工知能が実用化されると、あふれんばかりのWeb世代の起業家たちが、そうした機能を寄せ集めた強力なアプリケーションを作るようになります。利便性と情報の価値はいつになっても人間が決めるものですから、こうした寄せ集めのアプリケーションがいつまでも現在のように意識して選択するツールではなく、人間の視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚に作用するすべてのものに組み込まれるようになる可能性を十分に秘めていると考えるのは自然なことです。後になってこの時代を振り返ると「人類がインターネットに生き物としての性質を吹き込み始めたのはあのときだった」と感じるのだと思います。つまり、有機体としてのWebの始まりです。
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18時間たっぷりと:)
メールでのインタビューに応じてくれたOyogiに謝意を表する。
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