サイバーエージェントは8月21日、米offermatica(オファーマティカ)と提携し、LPO市場に本格参入すると発表した。広告の投資対効果向上のツールとして展開する。
LPOは「ランディングページ最適化」の意味で、ネットユーザーが広告や検索などから最初に着地(ランディング)するページの構成を最適化することを指す。米国内で急速に伸びており、リスティング広告の成長に伴い、その投資対効果を高めるために注目が集まっている。
サイバーエージェントは、offermaticaが開発したランディングページ最適化分析システムを国内の広告主へ幅広く提供する。このシステムは、テストを行いたいランディングページをいくつかの要素に分類、複数パターンを設定し、最大で数万通りにもなる組み合わせの中から最も効果の高いランディングページを自動生成し選出するというもの。
A/Bテストや多変量解析(Multivariate Testing)の領域まで、広告主のプロモーション状況に適応したテストを選択し、テスト設計から効果検証という一連の流れを1週間のサイクルで実施し、広告主の投資対効果を向上させる。サイバーエージェントでは、このシステムを広告の投資対効果向上のツールとして市場に定着させることを目的とし、展開していくという。
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