Microsoftは米国時間8月8日、「Windows」および「Office」に関する12件のセキュリティ情報を公開する予定だ。
月例パッチスケジュールの一環として、同社が発表するセキュリティ情報のうち、10件はWindows、2件はOfficeに関するものとなる予定だ。修正される不具合の具体的な情報は公開されていないが、両製品とも「緊急」レベルのアップデートが1件ずつあるほか、コンピュータの再起動が必要になるアップデートが数件含まれる予定だと、Microsoftは自社のウェブサイトで述べている。
Microsoftが7月に月例パッチをリリースした際、公開直後に「PowerPoint」の脆弱性を悪用した攻撃が明らかになった。今回の月例パッチでは、こうした未対応の脆弱性を修正するものと思われるが、その公開直後にもまた、Microsoft製品の未公開の脆弱性を悪用した攻撃が出現する可能性がある。
セキュリティ関連企業はこのところ、Windowsを中心にMicrosoftが過去に修正した脆弱性の変種を悪用するエクスプロイトコードが出現していることを警告しており、8月8日のアップデートでは、こういった変異型にも対応するアップデートが含まれるだろうと述べている。
Microsoftは、月例パッチに関するウェブキャストを9日に配信する予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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