NTTドコモは7月28日、下り最大3.6MbpsのHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)サービスを8月下旬に開始すると発表した。また、2007年春には対応機種を2機種追加して全4機種にする計画で、将来的には最高位機種の90xシリーズに標準機能として搭載していく考えも明らかにした。
HSDPAは第3.5世代(3.5G)に位置づけられる高速パケット伝送技術だ。HSDPAが利用可能となるFOMAハイスピードエリアでは、FOMAの10倍にあたる下り最大3.6Mbpsの高速データ通信が可能となっている。
料金体系はFOMAのパケット料金と同じで、音声端末「N902iX HIGH-SPEED」とカード型端末「FOMA M2501 HIGH-SPEED」の2機種が8月に提供される予定だ。
人口カバー率は2007年3月までに70%、2008年3月までに90%以上とする計画。なお、HSDPAに対応していない地域でも、FOMAが受信できる地域であれば通話やインターネット接続が可能だ。
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