NEC(矢野薫社長)の06年度(07年3月期)第1四半期連結業績は、売上高が 同2.6%増の1兆183億7400万円、営業損益が146億9900万円の黒字(前年同期は 98億7100万円の赤字)、当期純損益が114億5700万円の黒字(同53億2200万円 の赤字)となり、黒字化を果たした。ネットワークシステムを中心に「IT/NW (ネットワーク)ソリューション事業」が貢献した。
好調だったIT/NWソリューション事業は、売上高が前年同期比7%増の5569億 円、営業利益が同200億円プラスの276億円。営業利益率は同3.5ポイント増で5. 0%に達した。とくに、「ネットワークシステム」が伸びており、売上高は229 3億円、営業利益200億円となった。サーバーなどの「ITプラットフォーム」は 売り上げ、利益ともに前年同期の実績に横ばいに落ち着いた。
パソコンの日本国内の出荷台数は、前年同期比2万台減の64万台。「法人向 けでは買い替え需要の端境期で伸び悩み、一般消費者向けは薄型テレビなどデ ジタル家電にニーズがシフトした影響」(NEC)で低迷した。一方、不振の携 帯電話の出荷台数は、同70万台減の170万台になった。
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