デルは7月13日、デスクトップPCおよびノートPC向けに、画面共有と遠隔操作によるテクニカルサポート、「Dell Connect」を提供すると発表した。
Dell Connectは、電話での説明では解決できない疑問や問題解決のために、デルのサポートスタッフがユーザーPCの画面を共有し遠隔操作を行うPC初心者向けのテクニカルサポートだ。
ユーザーがデルのサポートセンターの専用番号に電話をすると、まず、サポートスタッフによる電話サポートが行われる。電話サポートのみでは問題が解決しないとサポートスタッフが判断した場合、インターネット経由でのDell Connectでのサポートを提供する。Dell Connectの利用には、Active Xコントロールのインストールが必要だ。
サポートスタッフは、ユーザーのPC画面を参照しながら、遠隔操作でユーザーの代わりにPCを操作し、ユーザーのPC画面上に説明用の注釈、マーキングなどを実施する。各セッションのログを暗号化、記録することでネット上へのユーザーデータ流出や読み取りを防ぐとしており、いつでもユーザー側からセッションを切断することが可能だ。
Dell Connectサービス対象となる製品は、個人、SOHO向けデスクトップDimensionシリーズと、XPSシリーズを含む ノートInspironシリーズ、および法人、教育、官公庁向けデスクトップOptiplexシリーズとノートLatitudeシリーズ。
サポート範囲はPC本体および、本体PCと同時購入となるOS、アプリケーション、周辺機器に関する問い合わせとなり、PC本体購入時に選択したサポート設定の範囲内で、Dell Connectに対する追加料金は発生しない。
サービス提供は、Dimension、Inspironシリーズが7月14日から。Optiplex、Latitude シリーズが7月21日からとなる。
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