(今後半年間で)ユーザーからのフィードバックを基に、この製品を早急かつ積極的に改良するつもりです。しかし、要望された機能をどれも追加するという意味ではなく、使い勝手を調整し、製品とサービスを常に改善し続けるという意味です。
2年後には、この製品を現在のターゲット市場の隅々に浸透させたいと考えています。
最大の課題は、CRM市場に飲み込まれないようにすることです。PipelineはCRMツールではありません。CRMツールは一般的に、販売、マーケティング、コールセンターなどの機能などをまたいだ課題を解決するためのさまざまな機能を備えています。
これに対してわれわれが重視していることは1つで、販売代理店の案件を体系化して中小企業の事業推進活動や販売パイプライン拡大に向けた諸活動の可視化を進めることです。
製品開発プロセスに既存顧客を今以上に緊密に取り込む必要があります。自分たちの製品のユーザーを観察し、その製品に関するリアルタイムなフィードバックを得ることには、何にも勝る価値がありますから。
われわれのビジネスモデルは単純です。ユーザーは毎月の使用料を支払います。Pipelineには、扱える取引活動の数に制限がある無料使用と、あらゆる中小企業をサポートする有料のバージョンがあります。どちらのサービスプランについても広告は表示しません。
今はアクセス数や使用状況に関する情報を公開できません。初期の指標とユーザー層からの反響にたいへん勇気づけられているとだけ言わせてください。
何から何まで、キッチンシンクまでを製品に含めようとする誘惑に勝てることです。
現在見られるシフトは興味深いものです。たくさんの異なる傾向が見られます。1)たくさんのソーシャルネットワーキングやタギングサイトに見られるネットワークの力の活用。2)デスクトップアプリケーションのWebベースアプリケーションによる置き換え。Webベースアプリケーションは今、デスクトップアプリケーションとほぼ同等のユーザー体験を実現しています。
Wall Street Journal、New York Times、Guy Kawasakiのブログ、Techcrunch、Line56.comです。
6〜7時間くらいです。
メールでのインタビューに応じてくれたPipeline のNick Bertolino氏に謝意を表する。
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