Web 2.0の挑戦者:中小企業の営業活動を「見える化」するPipeline

文:Emily Chang 翻訳校正:吉井美有2006年07月14日 08時00分
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PipelineのNick Bertolino氏がメールでのインタビューに応えてくれた。

Pipelineはどのようなサービスを提供するWebアプリケーションですか。

取引情報のとりまとめです。Pipelineは中小企業が取引活動を管理するための販売支援ツールです。販売員が各自の取引内容を整理したり、契約書やファイル、文書、メモ、地図、取引の方向性などを一カ所にまとめて保存したりできます。

リスクを最小限にし、仕事に関するデータを保護します。商取引に関するすべての重要な情報を一カ所に保管すれば、社員が退職したり担当が変わったりしたときの事業上のリスクを最小化できます。新しい従業員に必要な情報を与えるために浪費される時間は膨大です。ある契約や顧客との関係を新しい担当者が管理するようになったとき、通常、その契約書は前任者のOutlookに保管されています。関係書類はイントラネット上の「どこか」に、前任者の考えに沿って「論理的に整理」されています。メモ類も見つかりにくいか、無くなってしまうものです。

Pipelineはすべてを一カ所に収め、仕事上最も重要な部分、つまり収益の源である取引を守るための安全かつ確実な方法を今日の企業に提供します。

また、販売活動の可視化と生産性の向上にも役立ちます。Pipelineは、販売部門に焦点を当てて重要な商談を事業開発的な観点から分析するための簡単なダッシュボードと現状報告書も提供しています。各取引に関するシンプルなto-doリストを作成することで、生産性の向上にもつながります。さらに、連絡先情報をタグで関連付けて活用することもできます。

つまり、Pipelineは販売代理店や販売部門を体系化し、案件の成約に注力して潜在顧客を開拓するためのツールなのです。

このプロジェクトを始めたきっかけは何ですか。

この市場のニーズに応えるソリューションが無いという思いです。既存のソリューションは複雑すぎるし、中小企業には無意味な機能が多すぎます。価格的にも中小企業の手には届かないものばかりだと思います。

Pipelineの運用や拡張にどのくらいの時間を割いているのですか。本業はお持ちですか。

われわれはPipelineとそのほかの新しいベンチャーの仕事を本業としています。

スタッフは何人くらいいるのですか。また、あなたの経歴をお聞かせください。

インターネット業界で経験のある少人数のプロでチームを形成しています。Eコマースやオンラインビジネス、オンラインマーケティング、そして運用業務のプロなどがいます。

あなたの設計哲学は何ですか。

われわれの設計哲学は、シンプルでKISSの原則に則った設計をすることです。

サイトでは現在どのようなテクノロジを使用しているのですか。

Ruby on Railsを使用しています。データベースにはMySQLを使っています。

ユーザーやコミュニティから最も多くリクエストを寄せられる機能は何ですか。

まだベータ版なので、現在、機能に関する要望を検討しているところです。

Pipelineのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

ユーザーベースは世界中にあり、米国、欧州、アジアに均等に散らばっています。

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