コーレル(下村慶一社長)は7月4日、総合グラフィックスソフトの新バージ ョン「Corel DRAW(コーレル ドロー) グラフィックス スイート13」を8月4 日に発売すると発表した。価格は、通常版が5万7540円、乗り換えアップグレー ド版が4万7040円。
グラフィックデザイナーなどのプロのをはじめ、SOHOや企業・団体、教育市 場などをターゲットに「グラフィックソフトの高いスキルがなくても直感的に 使える」(ニック・デイヴィーズ・コーレルコーポレーション・ゼネラルマネー ジャー)ことを訴求する。その意味を込めて、新バージョンのパッケージデザイ ンには、「回りの環境に応じて色を変えるカメレオンを採用」(同)した。
さらに、前バージョンから40以上の新機能を追加、400以上の機能強化を図 った。また、日本市場での発売にあたり、389ページにおよぶマニュアル、ハ ンドブックなどを用意し、製品サポートも強化した。
販売促進キャンペーンとして、購入者向けキャッシュバックや「ペイントシ ョッププロ10」の無償貸し出しなどを行うほか、ライセンスの購入検討者向け には、新製品の無料貸し出しも行う予定。
下村社長は、日本市場でユーザーを拡大するために「店頭販売施策や、パソ コンへのOEMによるインストールベースの販売に注力」してきた。その結果、 「インストールベースでは年間300万台を超えている」など、比較的順調に推 移しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス