ベンチャーリパブリックとベスタグは6月28日、価格比較サイト「coneco.net」において、価格比較サイトとしては国内初となるアフィリエイト型比較コンテンツ提供サービス「cCAB」を開始したと発表した。
cCABは、coneco.netを運営するベスタグが自社開発した「価格比較コンテンツの提供」と「クリック型の成果報酬広告」を融合したサービス。coneco.netが持つ家電やパソコン関連を中心とした100万件の価格比較データを元にした比較コンテンツを、ブログをはじめとした第三者サイトに提供できる仕組み。
コンテンツを掲載する第三者サイトは、各サイトのユーザー層に合致した価格比較コンテンツを選択し掲載することで、自らのサイト内のコンテンツを充実できる。また、コンテンツのクリック数に応じて成果報酬型の広告収入を得ることが可能になる。coneco.netでは、自社の持つ価格比較データベースをネット上に公開し、法人サイトをはじめブログサイトや個人ホームページ、SNSなどを通して、さまざまな形で価格比較情報がネットユーザーへ提供されることを狙う。
サービス開始時は法人サイトを中心とした大規模サイトに限定した形でコンテンツ提供を行う予定で、すでに2つの法人サイトにてベータ版の利用が開始され、さらに複数の法人サイトが近日中の実装を予定している。今後2〜3カ月をめどに、個人ブログサイトなど一般サイトにも幅広く提供できる仕組みを整え、APIの公開によるウェブサービスの提供も行っていく予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス