モバイル関連ソフトウェア開発を行うフラクタリストは6月27日、ビジネス構想力、事業計画立案能力、プレゼンテーション力を総合的に競う学生向けビジネスコンテスト「BizProグランプリ2006」を開催すると発表した。
BizProグランプリ2006では、実践的にビジネスを行えるレベルでのビジネスプランを競い合う。ビジネスアイデアやプランの評価ではなく、ビジネスに直結することがコンテストの主たる評価基準となるため、書類選考通過者に対しては、プラン立案、事業計画策定、プレゼンテーションノウハウに関しての研修を事前に実施するとしている。
応募資格は、1)次世代の日本を担っていきたいという想いを持った学生、2)応募時点で、大学、大学院、短期大学、専門学校に在籍している学生であること、3)3名のグループであること(個人の場合は要相談)となっている。
コンテストのスケジュールは、フォームエントリー期間が6月27日〜8月15日、エントリーシート募集期間が6月27日〜8月18日で、8月23日に書類通過者を発表し、9月2日、9日、16日に書類選考通過者のみのBizProセミナーを実施したのち、9月30日に一次プレゼン、10月28日に最終プレゼンを行う。
最優秀賞チームには、GoogleやYahoo!の本社がある米国カリフォルニア州サンノゼ(シリコンバレー)、MicrosoftやAmazonの本社があるワシントン州シアトル(シリコンフォレスト)への研修ツアー参加資格を提供する。現地では、起業家に対しての受賞プランのプレゼンテーションや、有名企業の訪問を行い、参加学生に先進的なITの現場に接する機会を提供する。また、事業化の意思がある場合、最大1000万円の資金提供を検討するとしている。
なお、フラクタリストでは、BizProグランプリ2006に先駆け、就職活動やビジネスで成功するための「経営者視点養成セミナー」を7月8日に実施する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス