フラクタリストは4月4日、ウェブソフト・インターナショナルの持つIP携帯端末開発用アプリケーションパッケージ「MAAP(Mobile Appliance Application Package)」をフラクタリストのワイヤレスモバイル端末開発用ソフトウェアパッケージ「NomadicNode IP Phone」に採用したと発表した。今後は新世代ワイヤレスモバイル端末の市場開拓を目的として、共同プロモーションをすすめる。
MAAPは、ブラウザや電子メール、PIMなどの機能を統合した製品で、すでにNomadicNode IP Phone上に実装が完了している。NomadicNode IP Phoneの機能の1つであるICE(Interactive Connectivity Establishment)機能と連係させることで、家庭内と外出先をシームレスに通話可能とするIPフォン機能や、さまざまな家電機器を操作できるリモコン機能などを装備できる。
フラクタリストとウェブソフト・インターナショナルは、MAAPが搭載されたNomadicNode IP Phoneをソフィアシステムズ製のVoIP携帯端末向けリファレンスボード「SandgateII-P」をはじめとするハードウェアプラットフォームと合わせて提供し、ハードウェアからアプリケーションまでのオールインワンソリューションを実現し、モバイルワイヤレス端末機器開発メーカーがより短期間で高機能なワイヤレスモバイル端末を開発できるよう支援していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」