日本ヒューレット・パッカードは6月22日、ワークステーションの性能を備えたノートPC「モバイル・ワークステーション」2機種を、HP Directplus専用モデルとして本日より順次発売すると発表した。
今回発表されたのは、17.0インチワイド液晶を備えた「HP Compaq nw9440 mobile workstation(nw9440)」と、15.4インチワイド液晶を搭載した「HP Compaq nw8440 mobile workstation(nw8440)」の2機種。どちらもインテルCore Duo プロセッサや高いグラフィック機能により、デスクトップ型ワークステーションに匹敵する処理性能を実現している。
CADやCG制作などで使用される各アプリケーションベンダーの動作検証済みであるほか、国内の専門チームによるソフトウェアサポートなど、安定した作業環境も特徴だ。7in1メディアスロット、IEEE1394、Sビデオ出力といった各種インターフェースも充実している。
17.0インチワイド液晶搭載モデルのnw9440は、高い画像処理能力を備えた「NVIDIA Quadro FX 1500M」や、数値入力が多い業務の作業効率を向上させるテンキー付きキーボードを採用。テンキー操作と連動した「電卓ツール」が利用できる「電卓ボタン」など、7つのワンタッチボタンも装備している。メモリを最大4Gバイトまで搭載できる拡張性も特徴といえる。販売開始時期は、Core Duo T2600搭載モデルが22日より、Core Duo T2300E搭載モデルが7月上旬となっている。構成と価格は以下のとおり。
nw8440は、15.4インチワイド液晶搭載ながら約2.7kgの軽量かつ薄型設計を実現。ビデオグラフィックスには「ATI Mobility Fire GL V5200」を採用するほか、1920×1200ドット表示のWUXGAモデルも用意されている。販売開始時期は、Core Duo T2600搭載モデルが22日より、Core Duo T2300E搭載モデルが7月上旬となっている。構成と価格は以下のとおり。
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