Parallels Desktopの価格は79.99ドルだが、15日の正式発売から30日間は49.99ドルで販売する。
Parallelsにとって今後起こりうる問題は、Appleが、Boot Campに加え、Mac OS上でWindowsのプログラムを実行でき、Parallels Desktop以上に高機能なものを提供する可能性があることだ。そのような機能がLeopardに搭載されるかもしれないという推測は、以前からある。
しかしRudolph氏は、他の企業が行うことを心配している暇はないと言う。
「われわれは仮想化だけに集中している。それに比べ、Appleには数多くのさまざまな製品がある。何が起ころうと、われわれのほうがより速く質の高いソリューションを提供できるのは間違いない」とRudolph氏。
バージニア州ハーンドンに本拠を構えるParallelsは、2人の創設者がフリーランスでヘルプデスクの仕事をしているときに始めた会社だ。2人は、自分たちが仮想化の優れた技術を持っていることに気づき、Parallels Desktopの基となるソフトウェアエンジンを発案した。
Rudolph氏によれば、会社はいまでは75名の従業員を抱え、さらに毎週のように新しい社員が加わっているとのことだ。
「スタート時もいまもほんの小さな企業であることは変わらないが、われわれは大きな製品を手にしている」と、Rudolph氏は語った。
また、具体的には明かさなかったものの、Parallelsはベンチャーファンドからの融資も受けており、「今後2、3年間事業を続けていくだけの資金は十分にある」とRudolph氏は述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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