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diggを超えられるか--Netscape.comがユーザー参加型ニュースサイトにリニューアル

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀、尾本香里(編集部)2006年06月15日 18時13分
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 Netscapeのサイトが米国時間6月15日、ポータルからニュースサイトへとリニューアルする。新サイトでは、読者と編集者の両方がコンテンツを選ぶことができるという。

 今回のリニューアルにより、Netscapeでは通常のニュースサイトのように編集者が記事を選ぶだけでなく、YahooのDeliciousDigg、そしてSlashdotなどに見られるソーシャルブックマークの要素を取り入れ、読者がお勧めの記事を選んだり、ランク付けしたりできるようになる。

 また、Netscapeは、記事に対するコメントを編集者のブログという形式で提供する(この編集者は、放送ジャーナリズムにちなんで「アンカー」と呼ばれる)。編集者は、記事のファクトチェックをするほか、背景レポートなどのより詳細な情報も提供すると、Jason Calacanis氏は説明する。同氏はAOLが2005年に買収したブログ発行会社Weblogs Inc.の共同創設者である。

 Calacanis氏は先ごろ、CNET News.comのインタビューに応じ、「これは新しいタイプのジャーナリズムだ」と述べた。同氏は、「AOLにとっては冒険だ。思い切った一歩となる」と考えている。

 Calacanis氏は、読者参加を特徴としたニュースサイトを開設したいと思っていたが、diggのランク付けが持つ不透明さについての不満を目にしたとき、編集者による管理という考えを思いついたという。diggでは、遊びで記事が上位にランク付けされたり、同サイトを批判する記事が拒否されたりしている、とある読者が批判していたのである。

 Calacanis氏は、「これだと思った。diggの問題を見ていくうちに、事実をチェックする編集者を置けばよいと考えるようになった」と述べる。

 読者は、別の読者の動きをトラッキングでき、誰がどんな記事を投稿し、何にコメントしたかなどを知ることができるようになると、Calacanis氏は述べる。

 同氏によると、Netscapeはフルタイムのアンカー8名とパートタイムの専門家8名を雇い、複数の記事に「特別な処理」を毎日加えるという。

 例えば、食物と旅行のチャンネルを担当するアンカーは、マイナス評価を受けたレストランのシェフを取材し、コメントをもらうという。また、別のアンカーは、有名人に対して厳しい内容のコラムを書くNew York Timesのコラムニストに、そのようなコラムを書く動機について取材したりするという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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