国際的な人気を誇るサッカー選手のDavid Beckham氏が、Motorolaの広告塔に起用された。同氏はMotorolaが世界中で展開する電話機のプロモーションに参加する。Motorolaが米国時間6月13日に発表した。契約期間は3年。
Beckham選手の最初の仕事は、まずアジアで展開する広告への出演や小売プロモーションになる。Motorolaは、試合中のBeckham選手を写したスクリーンセーバやビデオクリップなどのコンテンツを電話機に独占的にプレインストールする。
31歳のBeckam選手はスペインのReal Madridでプレーするプロ選手であり、現在ドイツで開催中のワールドカップに出場するイングランド代表チームの主将も務める。同選手は、元Spice GirlsのVictoria Adamsさんと1999年7月に結婚し、良い意味でも悪い意味でもピッチの外で有名になった。
Beckham選手はMotorolaの広告塔としての役割をすぐにも始める見通しで、ワールドカップ開催中にはMotorola製品を持ち歩く姿が見られるものと予測される。
Beckham選手は今回の契約の一環として、新発売の超薄型電話機「Moto SLVR」のレッドバージョンのプロモーションも行う。また、これらの電話機の売り上げと、利用者の毎月の携帯電話利用料金の一部は、ロックグループU2のBono氏と、John F. Kennedy元大統領の甥であるBobby Shriver氏がアフリカのAIDS根絶支援のために立ち上げたRed基金に寄付される。
Beckham選手は長年UNICEFを支援しており、UNICEFのスポーツ振興プログラムに重点を置くチームに参加し、2005年1月には親善大使にも任命されている。同選手は津波やハリケーンの救援活動にも時間やエネルギーをつぎ込んで貢献している。
Motorola Mobile Devicesの小売販売マーケティング担当バイスプレジデントJeremy Dale氏は声明で、「われわれ自身も、顧客も、消費者も、今回のコラボレーションには期待している。世界的なスーパースターであるDavid Beckham選手とさまざまなプロジェクトで協力できることを楽しみにしている」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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