Cisco Systemsの最高経営責任者(CEO)John Chambers氏が同社の次期会長に選出された。
Ciscoの取締役会は米国時間6月7日、現会長John P. Morgridge氏の後継にChambers氏を任命した。2006年11月15日の年次株主総会で正式就任する。Chambers氏は引き続きCEOの職も務める。
再選に立候補しないことを2005年に表明したMorgridge氏は名誉会長に就任し、今後もCiscoの慈善活動や教育関連に力を入れる。
当初CEOとしてCiscoに入社したMorgridge氏は同社に18年以上在籍している。同氏は1995年に会長に就任した。1990年の新規株式公開をはじめ、同氏はCiscoの節目を何度も乗り越えてきた。
Ciscoは1995年1月にChambers氏が社長兼CEOに就任すると、12億ドルだった年間売上高は会計年度2005年には248億ドルにまで成長した。
Chambers氏は、ワールドワイドセールス/オペレーション担当シニアバイスプレジデントとして1991年にCiscoに入社した。Cisco入社前は、Wang Laboratoriesに8年、IBMに6年在籍していた。
Ciscoの取締役会はまた、最大50億ドルまでの株式の買い戻しを承認した。これまでの買い戻し額は最大350億ドルとされていた。この買い戻し計画には特に期限が設けられていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNet×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
現場経験から生まれた建設テックアプリが
"二次元の図面管理”の救世主へ
パナソニック エコシステムズの目指す社会を
実現させるための事業戦略とは
オープンスペースから小型クローズ空間まで
空気と水と光と香りで作る快適環境