ドコモ、「Vライブ」に自サーバの映像を配信できる無料サービスを追加

 NTTドコモは6月8日、FOMA向けに独自の映像コンテンツを配信できるサービス「Vライブ」に、ドコモへの申し込みや月額使用料を支払うことなく映像コンテンツを配信できるサービス「Vライブ オープンタイプ」を追加、7月3日から開始すると発表した。これに合わせ、ドコモのサーバにコンテンツをアップロードして配信する従来の「Vライブ」サービスは「Vライブ ホスティングタイプ」に名称を変更する。

 Vライブ オープンタイプは、コンテンツ提供者のサーバにある映像コンテンツをFOMA向けに配信できるサービス。ドコモへ申し込む必要がなく、無料で利用できる。配信方法は、ストリーミングサーバを利用し、ライブ映像をリアルタイムで配信する「ライブ配信」と、ストリーミングサーバまたはウェブサーバに蓄積した映像を、FOMAユーザーからのアクセスに基づき配信する「アーカイブ配信」の2種類。

 なお、コンテンツ提供者は、映像配信のためにドコモが指定するメーカーのサーバとエンコードソフトを用意する必要がある。その組み合わせも指定されており、内容は以下のとおり。

パターンサーバエンコードソフト
1 Helix Mobile Server ver.10.06(RealNetworks) Helix Mobile Producer ver.10 build 363(RealNetworks)
2 Helix Mobile Server for V-Live ver.10.06(RealNetworks) Helix Mobile Producer ver.10 build 363(RealNetworks)
3 StreamPro 1.0
(NEC)
PacketVideo pvAuthor 3 for Vライブ(NEC)
4 「HTTP/1.1」に対応したウェブサーバ excrea for Vライブ(沖電気工業)
2006年6月8日現在

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