ジャパンケーブルネット(JCN)は5月16日、既存伝送路である HFCネットワークを使用して、100Mbps超の伝送速度を実現する高速インターネット接続サービスのフィールドトライアルを開始すると発表した。
今回のフィールドトライアルは、ケーブルインターネットの仕様であるDOCSIS2.0規格を基に開発したWideband技術を使用し、複数のチャネルを束ねて(チャンネルボンディング)通信速度の高速化を実現するというもの。
通信速度の高速化により、インターネット接続におけるアクセス時間の短縮や大容量データの転送時間短縮およびIPインタフェースによる映像伝送などが可能となる。
今回のフィールドトライアルでは、1)実フィールドでの高速通信実現の確認、2)サービス提供のための工事作業性の確認、3)使用機器の安定動作及び保守運用作業性の確認、の3点を目的に、2種類のWideband技術を対象として比較検証を行うとしている。
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