インデックス、ファンダンゴ、アエリアの連結子会社であるエム・ヴィ・ピー(MVP)は5月15日、シニア向けに映像配信事業を提供する新会社「メディア・コンプレックス」を、共同設立することについて基本合意したと発表した。
ファンダンゴの所有コンテンツおよび吉本興業所属タレント、インデックスの子会社でビデオオンデマンド事業を行うネオ・インデックスが提供するコンテンツとソリューションノウハウ、MVPの販売力やマーケティングノウハウを活用して、シニアビジネス展開企業を支援し、ネット広告の出稿獲得、課金コンテンツの配信などによる収益確保と事業拡大を目指す。
新会社は、シニア向け映像ポータル「ヨシモト∞シニア(よしもとむげんだいしにあ)」の運営をはじめとする広告媒体事業、映像サービスの提供、イベント・プロモーションの企画運営を進める。
ヨシモト∞シニアは、無料で見られるお笑いコンテンツに広告枠を連動させ、シニアビジネス展開企業からの広告出稿を獲得するほか、月額固定見放題またはペイパービュー(PPV)による課金コンテンツの配信などを行う。ヨシモト∞シニアのメインキャラクターとしては、吉本興業所属タレントの西川きよし氏に協力を得る予定。
そのほか、イベントやプロモーションを通じた、シニアビジネス展開企業の市場開拓支援などのサービスを拡充させていくとしている。
資本金は5000万円、出資比率は、ファンダンゴ40%、インデックス40%、MVP20%となっている。合弁会社の役員、従業員については、今後3社で協議の上、決定するとしている。
なお、新会社の設立は5月、サービス開始は9月となる予定。初年度売上高は約1億円を見込んでいる。
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