マイボイスコムは4月28日、オンラインショッピングに関する調査結果を発表した。それによると、PCによるオンラインショッピングは回答者の9割以上に利用経験があるのに対し、携帯電話では8割以上が未経験者だった。
PCでのオンラインショッピングについて、この1年間の利用回数を質問したところ、「10〜19回」(19.4%)が最多で、「20回以上」(16.6%)と合わせると、ほぼ4割弱が月に1回からそれ以上利用していることがわかった。利用しない理由としては、「実際に商品を確認してから買いたい」(29.5%)、「トラブルに巻き込まれそうだから」(29.3%)、「個人情報や決済などセキュリティが不安」(28.0%)という回答が多かった。
携帯電話でのオンラインショッピングは、「利用したことがない」が82.3%で圧倒的に多い。「この1年は利用していない」との回答は6.9%で、この1年間で1回でも利用したことの人の割合は10.8%にとどまった。利用しない理由の上位3項目は、「パソコンのオンラインショッピングだけで十分」(51.8%)、「商品画像がわかりにくい」(30.5%)、「通信費が高い」(30.1%)。マイボイスコムでは「いつでもどこでも買物ができるというモバイルのメリットはあるものの、画面の小ささや通信費などが不満点として大きい」と分析する。
いずれのアクセス手段でも、「書籍・雑誌」「食料品・飲料・アルコール」「衣料品」の購入率が多い。決済方法は「クレジットカード」の多さが目立ち、「銀行振込・郵便振替」「コンビニ支払」「代金引換」が続く。
なお、調査は、006年4月1日から5日にかけてウェブサイト上のアンケートで実施し、1万5269件の回答を集めた。詳しい結果はウェブサイトに掲載してある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス