セイコーインスツル(SII)は4月26日、SII製のデータカードをPCの鍵として利用できるソフトウェアを5月9日から提供すると発表した。
提供されるソフトウェアは、十条電子製の「RAKUSE for SII」。ダウンロードはSIIのサイトでできる。このソフトウェアをインストールすると、パソコンにデータ通信カードが挿入されていない場合にはパソコンがロックされ、一切の操作ができなくなる。パソコン本体が盗難されても、データ通信カードを別に管理していれば情報漏洩が防げるという仕組みだ。ソフトウェアのダウンロードおよび利用は無料となっている。
セキュリティキーとして利用できる通信カードは、すでにSIIから販売されているAX420S、AH−S405C、CH−S203C/TDの3モデル。AH−S405CとCH−S203C/TDに関しては本体のバージョンアップが必要だが、その処理もSIIのサイトからソフトウェアをダウンロードすることで可能となる。
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