ビデオリサーチインタラクティブは4月19日、直近半年間のSNS視聴動向をまとめ、発表した。これは、先週総務省が発表した「ブログ及びSNSの登録者数(平成18年4月発表)」に協力した21事業者サービスを抽出して集計したもの。結果によると、月間のユニークな推定訪問者数は、2005年10月から2006年3月までの半年で185万人から282万人となり、人数で約100万人、増加率で152%と大きく伸びていることがわかった。
視聴動向では、今年3月のSNS訪問者1人当たりの月間平均視聴ページ数は約419ページ、月間平均滞在時間は約2時間43分、月間平均接触回数は約14.1回と、この6ヵ月間で最も高い水準を記録した。また、4月13日にビデオリサーチが発表した同期間のブログサイト訪問者との関係を見ると、SNSサイト訪問者約584万人のうち約95%にあたる553万人までが、ブログサイトをあわせて閲覧していることがわかり、SNSユーザーにおけるブログとの親和性が高いことがわかる。
ビデオリサーチでは、ヤフーが「Yahoo! 360°」、そして楽天が「楽天広場リンクス」を開始するなどポータルサイトが次々とSNSサイトの運営に参入しており、米国最大のSNSである「マイスペース・ドット・コム」が年内にも日本に進出してくると言われていることから、SNSユーザーがさらに増加すると予測している。
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